2021-06-01 第204回国会 衆議院 環境委員会 第13号
サブマリントラクターで耕すことも有効だと伺いましたが、ノリ網二枚分で四百万円かかるそうです。 下水処理の緩和運転と比べ、海底耕うんの栄養塩類供給の費用対効果についてはいかがでしょうか。コロナ禍で魚が売れず苦しい思いをしている漁師さんたちに海底耕うんの費用負担は予算的に厳しいと思いますが、支援策などはありますでしょうか。
サブマリントラクターで耕すことも有効だと伺いましたが、ノリ網二枚分で四百万円かかるそうです。 下水処理の緩和運転と比べ、海底耕うんの栄養塩類供給の費用対効果についてはいかがでしょうか。コロナ禍で魚が売れず苦しい思いをしている漁師さんたちに海底耕うんの費用負担は予算的に厳しいと思いますが、支援策などはありますでしょうか。
実は、佐賀県のノリ養殖では、病気、色落ち対策として、潮通しをよくするために、全体の区画漁場に張ることのできるノリ網の数、大体四十万枚なんですが、自主的に二割ほど削減をしているんですね。ですから、それだけ見ると、区画漁業権は設定されているけれども、ノリの養殖が行われていない区画漁場というものが存在しています。
今のこの季節も、空港の周り一面、見渡せないほどのノリのくい、ノリひびが立ち、ノリ網が張られ、ノリ舟が行き交っているわけです。 その漁場の環境、宝の海を守らなければと頑張ってきた漁民によって日本一のノリ養殖が支えられている。その漁民の気持ちを、大臣、どう思われますか。
有明海の沿岸の各県によりますと、今漁期は、二月に入ってノリの色落ちが顕著となりまして、色落ちが激しい海域では平年より早くノリ網の撤去が始まっているということでありますので、最終的な生産状況がどのようになるか、推移を見守ってまいりたいと思っております。
報道でも、赤潮発生で有明海の養殖ノリに色落ち被害が広がり、佐賀県有明海漁協は二十一日、県内の漁業者に対して段階的なノリ網撤去を促すことを決めた、福岡、熊本との三県漁協・漁連ノリ養殖協議会でも確認、こういう報道がなされております。 私も、去る二十二日、佐賀県西部の太良町のノリ漁場の実態を調査してまいりました。現場では、中学生の子供と夫婦、三人でノリ網の撤去作業をしているところでありました。
十回ある中で、もうノリ網の撤去が始まってしまう。 今後の入札の見通し、あるいは、今後のノリの、今の時点でこれ以上伸びないかもしれない、そういう認識はお持ちじゃないですか。
その後、栽培技術の改善あるいは減さく、いわばノリ網を少しあけて海水の通りをよくする、栄養塩をとりやすくする、そういう減さくなどによりまして、比較的安定した年が多く、カキ養殖やタイラギなども、ここ最近になりまして本格的にとれ始めてまいりました。これは、農水省が実施している覆砂あるいは耕うんの効果に加えまして、有明海、特に諫早湾周辺の海域の環境が安定してきたことによると言われております。
それから、兵庫県沿岸には本州側もあるいは淡路島側にもノリの養殖を行っていたわけですが、これも全滅いたしましてノリ網を撤去しなきゃならないというような大きな漁業被害も広がっているわけで、社会的な影響も非常に大きい事故になってしまいました。 私も、委員がおっしゃいますように、現場海域へ直後に参りまして視察をさせていただきました。
本来なら三月まで真っ黒い香り高いノリが取れるはずなのに、このように完全に色落ちをして、既に私が調査に赴いたときには大方のノリ網が引き揚げられていました。今年も一月十日からこの地域では色落ちが始まった。こんなことはあの潮受け堤防のギロチン、あれが落とされるまではなかったことなんです。 宝の海と呼ばれた有明海が今、漁民の自殺が後を絶たない死の海に変えられようとしていると。
大牟田の沖合にも参りましたけれども、もう既にノリ網はほとんど撤去されている、支柱もかなり撤去されておった状況で、そういう厳しい状況も見てまいりました。そういう非常に厳しい状況に現地は置かれているということは、やはりぜひ大臣みずから確認をしていただきたいなというふうに思うんですが、大臣みずからそういう被害のお話を聞かれたことはございますか。
御承知かと思いますけれども、ノリというものはかなりの投資型の産業といいますか、借金をしてノリ網を購入、支柱を購入、漁船を購入、そして数千万もするような乾燥機械、乾燥部屋もつくるということで、かなりのお金を必要としているわけです。大変な借金を抱えて苦しんでおられる人が多いわけでございます。
具体的には、船舶からの油の流出等による汚染損害ということにつきましては、例えば養殖魚の死滅あるいは汚染、あるいはノリ網の汚染等の漁業被害といったこと、それから旅館の休業、海水浴場閉鎖に伴う被害といったような、こういったものがございますし、また今度は、油が流出した際に、その流出をできるだけ範囲を抑制するとか、あるいはその損害を防止するための費用ということで流出油の広がりを防ぐためのオイルフェンスを展張
昨年は、奇跡的な天候に恵まれ一〇九%にまで回復しましたが、ことしは、各地でまた色落ちが発生し、一月早々から収穫を断念し、ノリ網を撤去するところが続出しております。 私も、先日、大牟田に行き、実情を調査してまいりました。漁民たちは、年末までの収穫でことしの借金返済分だけは何とかしたが、これからの生活費が全くめどが立たないと頭を抱えております。
ノリ網というのですか、つけた後、それを出して、その船の中にいっぱい入れた酸処理の海水とまぜたもの、これをそのまま海に流している、垂れ流しているというのが実態ではないんでしょうか。どうでしょうか。
○政府参考人(木下寛之君) 酸処理剤の使用でございますけれども、クエン酸あるいはリンゴ酸等のいわゆる有機酸にノリ葉体の付いたノリ網を浸すことによりまして、ノリと競合いたします、あるいは存在しているノリの商品価値を落とす付着珪藻あるいはアオノリを除去すると、その目的で使っている技術でございます。
今まで、かつてない現象が続いているわけでございますけれども、漁業資源が減じているわけでございますけれども、特に主幹漁業でありますノリ養殖業は、昨年度の不作に続きまして栄養塩不足による色落ちが激しく、この前現物も見せていただきましたんですけれども、最盛期にノリ網を一斉撤去せざるを得ない史上最悪の状態となっているところでございます。
ノリ養殖の漁期は十月から翌年の三月までであり、また、色落ちにより生産の見込めないノリ網の撤去が進んでおります。このため、できる限り早期に有明海のノリ被害の実情を把握するには、現地を視察する必要があるということで、派遣を行いました。 以下、調査の概要について御説明申し上げます。 まず、ノリ被害の状況であります。
要は、九月に中間取りまとめをしたいというふうに思っているんですが、できるだけ早くこれも発表していきたいと思いますし、それは、十月にノリ網を入れますから、その準備等もありますから、できるだけ早くこの中間的な発表をさせていただきまして、ノリ網を入れるのに支障のないようにしていきたいというふうに考えているところであります。
しかも、これを早くやってもらいたいという御答弁の中で、ことしの十月になりましたらまた網を入れなけりゃならない、しかし、準備ということを考えると、もっと早く一つの中間報告をして、安心してノリ網が入れられるような、原因をまず確かめて、それをやることが大事だというふうに考えておりますと。
しかし、準備ということを考えると、もっと早く一つの中間報告をして、安心してノリ網が入れられるような、原因をまず確かめてそれをやることが大事だというふうに考えております。 それからまた、水門をあけるなというふうな長崎県側の考え方もあるわけであります。
漁業も直撃をいたしまして、岸壁の亀裂、沈下、破損、ノリ工場、ノリ網、いろいろと被害が二百五十億円に上ると言われておりまして、施設復旧のための財政援助の条件の緩和とか、あるいは護岸、防波堤の港湾整備が今、急がれているところでございます。 今どのような対策をとっておられるのか、それから今後どのような対策を講じようとなさっておられるのか、漁師さんによくわかるように親切に御答弁をお願いいたします。
この事例というものを考えてみますと、例えばタンカーの衝突事故によりタンカーから流れた油によりまして、養殖魚が被害を受けたり汚染を受けたりした場合、あるいはノリ網が汚染するとかいうようないわゆる漁業被害、それから付近の船舶が油によって被害を受けるような場合、あるいは海水浴場とかあるいは漁港が閉鎖せざるを得ないというような場合もあるかもしれない、それに伴う被害。
○説明員(東澤聰君) よくテレビ等で報道されておりますように、油濁損害が生じます場合は、沿岸付近、まさにそれと沿岸海域、それからノリ網だとか養殖場だとか海水浴場だとか、あるいは漁港の閉鎖だとかいうふうに沿岸近くでございます。
○東澤説明員 今回お願いしております九二年民事議定書及び九二年の国際基金条約でございますが、これの損害賠償あるいは国際基金からの補償となりますものといたしましては、まず被害でございますが、例えばタンカーの衝突事故によりますタンカーからの流出油によりまして、例えば養殖魚の死滅あるいは汚染、ノリ網の汚染等の漁業被害、あるいは油が海域に流れますと、その付近の船舶自体の汚染、海水浴場、漁港の閉鎖に伴う被害、